[HRO 流星電波観測]

~ HRO リアルタイム流星電波観測 ~



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[HRO 流星電波観測]

~ HRO-RBS HRO観測音声リアルタイム配信 ~


HRO Real-time Broadcasting Service "HRO-RBS"
(長期間観測などに使用する際は、予めご連絡ください。)
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[HRO 流星電波観測]

HROとは


 HROとは、Ham-band Radio Observationの略称で、アマチュア無線の電波を利用して、流星(流れ星)が大気圏内に突入する様子を間接的に観測するものです。日本では、福井工業高等専門学校のJA9YDB福井高専電波研究会(代表:前川公男氏)により24時間365日常時HRO用の電波(53.750MHz)が空に向けて照射されています。

 流星(流れ星)は大気圏内に突入して発光する際に、その周辺の大気を一時的に電離状態にさせます。するとその周辺の大気には瞬間的に電子の量が増えた領域の"電離柱"と呼ばれるものが生成されます。電離柱は非常に短い時間の間に変化し、時間と共に拡散して消滅してしまいます。ここで注意する点は、電離柱は電子によって構成されているので、超短波(VHF : 30MHz~300MHz)の電波を散乱させる性質があるという点です。流星電波観測に利用する周波数では、通常、電波は電離層と呼ばれる地球を覆う特定の周波数帯の電波を反射する層をを突き抜けて宇宙空間へ出てしまいますが、流星の発光によって生成された電離柱には電波を反射する性質があるので、地上から空に向けて常時照射されている電波が、この電離柱によって反射されて地上に戻ってきて、その戻ってきた電波を地上で観測することが出来ます。このとき、反射された電波を"流星エコー"と呼びます。規模の大きな流星が突入すると、観測される流星エコーの電波強度も大きくなるといった感じです。

 流星電波観測は昼夜天気を問わず観測をすることが出来ます。hogemonia_mk2(JN3UMW)の観測では毎日50以上の流星が観測されています。ただ問題は、Eスポ(Es ; スポラティックE層)や航空機のエコーも捕らえてしまうという点です。Esが発生してしまうと流星エコーがEsによって反射された電波に隠されてしまいます。また、何らかの電波が観測地点付近で発信されたり、街路灯のノイズが飛び込んだりして観測が困難になるという欠点もあります。

私の中途半端な聞きかじりのヘタッピな説明よりも、「流星電波観測国際プロジェクト」さんのホームページで非常に解りやすい図入りの説明がされていますので、詳しくはそちらをご覧ください。

「流星電波観測国際プロジェクト - 流星の電波観測って何?」: http://www.amro-net.jp/hro1_j.htm
「流星電波観測国際プロジェクト - トップページ」: http://www.amro-net.jp/hro_index.htm
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[HRO 流星電波観測]

HRO観測環境

HRO観測PC
自宅サーバ壱号機です。
詳しくは、InformationのMCT-Lab Server Specの自宅サーバ壱号機をご覧ください。
HRO観測システム
Observer Marimo Ohhigashi (JN3UMW) : hogemonia_mk2
Receiving Location Kobe Japan (E 135°09'27.3" N 34°42'36.2")
Receiver YAESU FT-817 (53.750MHz USB)
Receiving antenna 2ele HB9CV Antenna (AZ:45deg. EL:45deg.)

 受信機にFT-817を使っているという少々豪華すぎる受信設備です。 
 受信アンテナはお古のアンテナをメジャーと鋸で改造した、
 自作アンテナを使用しています。
観測用アンテナ

 

  手前のアンテナ(縦のポールに横ポールが2本ついてるもの)
  がHRO観測用アンテナです。
  自作アンテナなので、見た目がちょっと、、、というよりかなり不恰好ですが、、、
  後ろのほうに見える、四角形の線がたくさん付いたようなアンテナはJH3BZS自作の
  "8ele 50MHz Cubical Quad Antenna"
  (8エレメントキュビカルクワッド)と呼ばれるアンテナです。
  こちらの説明は、上の青い部分をクリックするか以下のURLを参照してください。
  JH3BZSの自作アンテナ解説ページへジャンプします。
  http://www.eonet.ne.jp/~jh3bzs/cqant/cqant/cqstart.htm

 

  HRO観測用アンテナをデジカメに望遠レンズ、、、もとい天体観測に使う双眼鏡を
  強引に装着して撮った写真です。ちょっと上のほうが切れちゃってますが、、、

 

  上の写真を撮った後に屋根に上ればいいことに気づき、
  気合で屋根に上って撮った写真。

  

  左) ちょっと離れての撮影  右) 屋根に上ってポールとアンテナの接続部拡大写真


[HRO 流星電波観測]

観測データの見方


 観測データは画像で出力されます。
 以下に観測データに説明書きを加えた画像を用意しましたのでご覧ください。



 上の画像は実際に2006年4月8日7時30分~7時40分神戸上空(ちょっと観測エリアがずれているかもしれませんが)の観測データです。画像上の1ドット=1秒です。
 
 この画像では画像左半分ぐらいに珍しいくらい大きな流星ロングエコー(ロングエコーの基準は観測されている方々で異なる様なのですが、ここはみさと天文台と同じく、20秒以上のものをロングエコーとします。)が出ています。その他に右端のほうに3つよく観測される流星エコーが写っています。あとロングエコーを挟んで左側と右側に航空機と思われるエコーもあります。3つの流星エコーの左側には原因不明のノイズ(朝方の画像なので、もしかすると街路灯が消灯するときのノイズかもしれません)が入っています。

 あとこれは注意点になるのですが、出力された画像の右端が極稀にシステム時間誤差修正により更新されないことがあります。


[HRO 流星電波観測]

HRO観測音声リアルタイム配信について


  HRO最終出力観測データは画像として出力されていますが、この画像は本来、
  無線機で受信したの音声を高速フーリエ変換(FFT)して得られるものなのです。
  しかしながら、画像データだと10分置きに新しい画像を手動で開かなくてはならなく、
  最新の情報をリアルタイムで得るには、些か頼りないものがあります。
  そこで、他の観測者の方が流星観測を行う際のサポートとして、同時に他地点の
  観測情報をリアルタイムで得ることができるサービスとして、
  この"HRO-RBS"が始動しました。
  (というのは建前で、ぶっちゃけ、ストリーミング配信の題材に丁度よかったので、HROを扱っただけ)
  なにやら、難しいことを言っているようにも聞こえますが、要は、実際に星空を眺めて
  流れ星を数えるときに、実際に肉眼で見れたものと電波で観測されたものを比較して
  観測する、という使い方ができると思います。(もっともこの方法だと、こちらの観測地点
  である兵庫県内でないと、あまり意味がないような気もしますが)

  他にも、自分が行っているHROと同時に記録して、2つの地点でのHROを比較する
  という使い方もできると思います。
  (長期間の観測に用いる際はご連絡よろしくお願いします。)

  実際の流星の音はこちらから↓↓
     流星エコー音1: 7秒目のポーンという音が流星エコー
     流星エコー音2: 6秒から7秒にかけての音が流星エコー
   (このエコー音は比較的小さいエコーのもので、大きいエコーはもっとハッキリと聞こえます。)

 HRO-RBS 配信形式

項目 設定値・情報
Service Name HRO Real-time Broadcasting Service "HRO-RBS"
Copyright Copyright (C) 2004-2007 by Marimo Ohhigashi (JN3UMW) : hogemonia_mk2
Creator Marimo Ohhigashi (JN3UMW) : hogemonia_mk2
Audio Codec Windows Media Audio 9 , 48 kbps, 44 kHz, mono 1-pass CBR
Max Client Connections 50 connections
Regulation 長期間観測に利用する際は要連絡
無断転載・無断改変・無断録音・無断直リンク禁止(サーバに負荷がかかるため)
(転載等を希望される方は事前連絡をお願いします。)
Observation Info Observer       : Marimo Ohhigashi (JN3UMW) : hogemonia_mk2
Receiving Location : Kobe Japan (E 135°09'27.3" N 34°42'36.2")
Receiver        : YAESU FT-817 (53.750MHz USB)
Receiving antenna : 2ele HB9CV Antenna (AZ:45deg. EL:45deg.)
Other
HRO-RBSはその時、その瞬間の観測音声をリアルタイムで瞬時に配信するサービス
ですが、回線と配信時のエンコードの性質上、文字通りの"瞬時"にはなりません。
お使いの回線によっては、3~5秒のタイムラグが発生する場合があります。
現在、タイムラグの時間を測定するシステムを開発中です...
配信されるストリーミングデータは48kbpsなので、ADSL以上の回線以外で
接続すると正常に再生されない場合があります。
また、一度に多くのコネクションを確立すると、場合によってはストリーミング配信が
一時的に停止することがあります。